作家のワークショップシリーズ01-2ndPallete(ソックスはきこ)さん
No.007 バイヤーズ・メモ
/ お伝えする人:ゆっき /
作家はなぜワークショップをするのか?
はじめまして、バイヤーのゆっきです。
早速ですが、「作家はなぜワークショップをするのか?」をテーマに、
数回のシリーズで、その真相を紐解いていきたいと思います。
記念すべき第1回目は、2ndpalleteのソックスはきこさんです。
はきこさんと言えば、靴下のデザインをされている作家さん。
毎月海外にもお仕事に行かれるほど忙しくされています。
今回は秋冬物の新作靴下を見に百貨店のポップアップショップへ
足を運んでみました。
すると・・・
なんと、ワークショップコーナーが!!!
はきこさんがワークショップするなんてどういうこと?!
いままで、ワークショップは見たことないのに。
とはいえ、バイヤーとしては参加せずにはいられずトライ。
靴下の素材は、やわらかで伸縮性があって
触り心地も抜群な上、はきこさんの靴下は
柄も豊富でインパクト大で、そしてなんといってもかわいい。
この素材で作品づくりができるなんて、なんて楽しんだろう!
いざ!体験!!
まずは好きな柄の靴下を選んで・・・
私はドット柄をセレクト。
柄を悩む悩む。これがまた楽しい。
アウトレットの靴下を出してくださっているので、
旧デザインを見て楽しめたり・・・・
「あ!私これ持ってる」とかお話もすごく楽しい。
次は仮縫い。なんかもう仮縫いのこの時点ですでに高揚感がすごいです。
はきこさんと雑談をしながら針をチクチクしていたんだけど、
途中から無言。集中して作業に没頭。
針仕事の面白さを新発見。
途中、びっくりするくらい時間がたってしまっているんじゃないかと不安になって時間を尋ねたりしながらも
何とか完成が見えてきました。
ここまでくれば、後は、えいえい!っと、
綿を思う存分詰めるだけ。
パンパンにはち切れんばかりに詰めるのがおすすめ。
私の作品は、ちょっと少なかったかも。
遠慮しちゃいました(笑)
完成!
どう?なかなかいい感じに出来てる!!!
しましまのバッグに合わせて、ドット柄がきらり。自画自賛。
参照元
https://www.instagram.com/sockshakiko/
2ndPallete(ソックスはきこ)さんの靴下は
左右アシンメトリーな柄がメッセージ性を持っていて
つい、手に取ってしまうデザインとカラーです。
加えて、コミュニケーションツールとしても、その能力を発揮します、
「あら!なにそのステキな靴下♡」
「この靴下、左右非対称なんです~」というような会話が弾むんです。
WS参加者とのやりとりが作品を進化させる。
今回企画されたワークショップのように、
ワークショップに参加されたお客様とのコミュニケーションの中で生まれる、
気づきや、ひらめき、ニーズなんかが、作品を大きく変化させていくようです。
もちろん、良い方向に。
机上で考えたアイデアを作品化するだけではなく、
お客様とのやりとりの中から、よいものがつくりだされるというプロセス。
このプロセスが貴重だからこそ、
今後も、ますますワークショップは作家さんにとって重要なコンテンツとして存在していくでしょう。
発展性を感じずにはいられないワークショップ!
新しいワークショップの登場が楽しみです。
来週はイエーデンタグさんをご紹介いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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