作家のワークショップシリーズ03-そもそもワークショップって何?

No.021 バイヤーズ・メモ

/ お伝えする人:ゆっき /


そもそもワークショップって?

こんばんは、バイヤーのゆっきです。

「作家はなぜワークショップをするのか?」シリーズ3回目は

作家さん紹介から脱線して・・・

そもそもワークショップって何なの?。


最近は広義に使われるようになり本来の意味がどういうものだったかわからなくなってしまうほど、いろんなところでワークショップという言葉が使われています。

別に伝わればいいんじゃない?とは思いつつ、少し考えてみたいと思います。


「ワークショップは、学びや創造、問題解決やトレーニングの手法である。参加者が自発的に作業や発言をおこなえる環境が整った場において、ファシリテーターと呼ばれる司会進行役を中心に、参加者全員が体験するものとして運営される形態がポピュラーとなっている。」

Wikipediaより引用


そうそう全員参加型。個人ではなく皆で体験していくもの。

美術館だと、ここ何年かでよく見かけるようになったのは対話型鑑賞のワークショップ。

これすごい楽しい。

チャンスがあれば、参加してみるととても勉強になります。

大阪新美術館建設準備室の方々が取り組まれてたりして面白いので、

アーカイブでも覗いてみては? 

「大阪新美術館建設準備室 対話型鑑賞」で是非検索してみてください。


そして、忘れてはいけないモノづくりのワークショップについて

もともとは「仕事場」「工房」「作業場」など、共同で何かを作る場所を意味していたが、最近では問題解決やトレーニングの手法、学びと創造の手法としてこの言葉が使われる事が多く、あらゆる分野で「ワークショップ」が行われている。


「通常ファシリテーターと呼ばれる司会進行役の人が、参加者が自発的に作業をする環境を整え、参加者全員が体験するものとして運営される。近年は企業研修や住民参加型まちづくりにおける合意形成の手法としてよく用いられている。」

Hatena keywordより引用


検索したり、本を読んだりすると、モノづくりのワークショップは後者的立ち位置。

個人の中で完結してしまうものが多かったりするからなのか・・・?

集団で体験するワークショップと違い、個人完結の比重が多いモノづくりのワークショップだけど、その中でもやはり体験者も、プレイヤーも気づきがあるという点は否定できない。

モノづくりの中で経験した体験や気づきが、結果として参加者の持つ環境内での相互作用に繋がったりするということを含め

私はモノづくりのワークショップも、ファシリテーターありきの集団体験型のワークショップもどちらもワークショップだと思っている。広義に捉えています。

あんまりカテゴライズするの好きじゃないんだけど。

むむ。

本を読んだりすると、明確にカテゴライズできるかも?だけど、

整理してカテゴライズしてしまうより、この先どう進化していくかに興味を持っている方が楽しいんじゃないかなと思う。オルタナティブなイメージ(私の意見)

知りたい方によくおすすめされる本はこちら

ワークショップ―新しい学びと創造の場 (岩波新書)中野民夫


そんなこんなで引き続き、「作家はなぜワークショップをするのか?」引き続き

作家を取材しながら紐解いていきたいと思います!

次回は、

みんな大好き今城塚古墳!「はにコット」さんの楽しすぎるイベントへ。古墳!!みんな!「墳友」になろう!!

の予定です。


CIY

くうそうをかたちに、時間をともに。

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