お茶の花
No.038 七十二候の紙花生活
/ お伝えする人:リコ /
こんばんは。
リコです。
11月になりました。皆様いかがお過ごしですか?
私は年末までのお仕事の準備に大忙しの毎日を送っています。
七十二候の紙花生活は第5回目となりました。
今日、11月3日(土)は
11月3日(土)霜降 末候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)
もみじや蔦が色づいてくるころ。
美しい紅葉の条件は、昼夜の温度差が大きいこと。
十分な日射と、適度な温度があること。
今年はどんな色に秋の山が染まるでしょうか?
葉の色が赤色に変わることを「紅葉」といい
黄色に変わることは「黄葉」、秋の山が紅葉することを
「山粧う(よそおう)」いうそう。
そ・・・そうなんだ。
日常に変換して使うことが出来ると面白いなと思ったり
発想を変えるヒントにもなったり
言葉もいろいろと知ると面白い。
「山粧う」をよそおうなんて読めることも
そんな言葉があることも知りませんでした。
さてさて、今日はどんな花を作ったかというと・・・
お茶の花。
お茶の花って、見たことありますか?
茶の産地では、茶葉に栄養がいきわたるようにと摘み取られてしまうため
あまり見ることが出来ないそうなんですが、
下向きに咲く小ぶりの控えめなかわいいお花。
見た感じから好感度大。とってもかわいいお花なんです。
今回は張り切って、枝と葉も作ってみました。
丸っこい花びらも特徴的なお茶の花。
中国(四川・雲南・長江・メコン川上流地帯)、ベトナム、インドが原産地で
日本には奈良時代に中国から移入され、最初や薬用として使用されていたそう。
山茶花と椿と茶の木(お茶の花)ってツバキ科ツバキ属という科属名が同じ
なだけで、違う名称なのでした。
私はてっきり、ツバキという名前がひとくくりになっていると思っていました。
10月から11月に咲いているの丸い控えめな花が「茶の木(お茶の花)」で、
10月~1月に咲いている花びらが大きめのもので花弁が散っていくのが「山茶花」
12月~4月にかけてが咲くものが「椿」
ちょっぴり勉強になりました。
今週も最後まで読んでくださりありがとうございます!
さて次回、リコの七十二候の紙花生活は
11月10日(土)立冬 初候 山茶始開(つばきはじめてひらく)
山茶花(さざんか)を作ります。
八重の山茶花とかかっこいいかな。
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