不完全な美の季節に咲くブルーデイジー
No.066 七十二候の紙花生活
/ お伝えする人:リコ /
こんばんは。
ついに12月!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は最近お仕事で失敗ばかり
帰り道では北風でイチョウの葉が散り舞い
キラキラしてとても美しいのに複雑。
何とも言えない気持ちになりました。
さて、頑張ろう。
七十二候の紙花生活は第9回目となりました。
12月1日(土)は
小雪 次候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
冷たい北風が、木々の葉を落とすころ
地面いっぱいに広がる落ち葉と、葉を落とした木々は
冬の象徴であり、季節の移り変わりが感じられます。
「寒々と枯れ果てた景色に、不完全なものへの美を見出すことも、
日本人が育てた大切な感性の一つと言えるでしょう。」
という、この季節独特の文章を見つけました。
完全でない世界でも美しいと感じること、ありますよね。
「枯れ、冷える」ことをやがては
「わび」、「さび」の世界へと昇華させていった
いにしえの茶人の世界に思いを馳せてみたい季節
「不完全な美」今がまさに一番体感できる時期であると思います。
そんな12月の季節に咲く
青い花びらと黄色の管状花のコントラストがひときわ美しい
ブルーデイジーを今日は作ってみました。
ブルーデイジーは瑠璃雛菊
英語では「Blue daisy(ブルーデイジー)」や「Blue marguerite(ブルーマーガレット)」と呼ばれますが、本種はデイジー(ヒナギク属)やマーガレット(モクシュンギク属)とは違うルリヒナギク属の植物です。
花言葉は「恵まれている」「幸福」「協力」
属名の学名「Felicia(フェリシア)」は、ラテン語の「felix(恵まれている)」が語源で、花の形や花数が多いことに由来するともいわれます。
科・属名: キク科ルリヒナギク属
学名: Felicia amelloides
和名: 瑠璃雛菊(ルリヒナギク)
別名: ブルーデージー
英名: Blue daisy, Blue marguerite
原産地: 南アフリカ
今週も最後まで読んでくださりありがとうございます!
さて次回、リコの七十二候の紙花生活は
12月8日(土)大雪 初候 閉鎖成冬(そらさむくふゆとなる)
白と灰のイメージの季節ですが、12月はクリスマスにちなんだ花を制作します。
宜しくお願いいたします。
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