まちを使いこなしたホテル

No.116 大阪中津のこと

/ お伝えする人:サラ /


こんばんは、サラです。

サラ的、理想のホテルを発見しました!

「hanare」という東京の台東区にある、お宿です。

写真出典:http://hanare.hagiso.jp/



なにが理想か?

ホテルの機能がまちに点在し、

宿泊することで、まちをオートマチックに堪能できるところです。


ホテルの施設機能のすべてが、まちの資源をつかっています。

・ホテルの受付が、本拠地的な施設

・宿泊室はまちの中の別棟

・大浴場はまちの銭湯

・ホテル自慢のレストランはまちの美味しい飲食店

・お土産屋さんは商店街や路地に店を構える雑貨屋さん

・文化体験はまちのお稽古教室やお寺

・レンタサイクルは自転車屋さん

という感じで、

泊まることが、まちのいろんな施設、機能を堪能することになっています。



このプランはいろんな意味で理想です。


まずは、まちで、ご商売をされているいろんな方と連携するので、地域経済を活性化できるところです。

ひとりで儲けるんじゃなくて、地域で儲ける共存の関係が、

長くうまくいく方法なんじゃないかと感じます。


次に、外国人をはじめ、宿泊先の地域文化を知りたいと思っている人には、うってつけのお宿であること。

観光される方は、いろんなところに行きたくて、とにかく忙しい。

特に、日本にはじめて来られる方は、

メジャーな観光スポットをまわるので精いっぱいで、

ローカルで、日本らしい文化を味わえる時間も機会もない。

そこに、hanareさんのような、

宿泊にまつわる行動の中で、地域文化を堪能できれるのは、

本当にうれしいプランです。


最後は、なんといっても投資が小さくて済むところですね。

サービス満点、コンテンツ満点のホテルサービスを用意しようと思うと、

お金も時間も、とってもかかっちゃうので、

地域の人や資源を使うのは、

とってもコストパフォーマンスが高くなるスマートなアイデアですね!!!



GOOD DESIGN AWARD

まちをまち全体を一つの大きなホテルに見立てて、

まちを使いこなし、まちと共に成長するスタンスが、評価されて、

GOOD DESIGN AWARD2018の金賞も受賞されています。

すごい!

金賞内容



中津にもつくる

ホテルでなくとも、

中津にも、巡る・楽しむ・また来たくなる、

そんなハンドクラフトの仕組みをつくりたいなぁ~


がんばるぞー


サラでした。


CIY

くうそうをかたちに、時間をともに。

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